
「人より汗が多い」「脇汗で洋服に汗ジミができる」「手汗で書類やスマートフォンが濡れてしまう」など、汗に関するお悩みはありませんか。
汗をかくことは体温調節に必要な生理現象ですが、必要以上に大量の汗が出て日常生活に支障をきたす状態は「多汗症」という病気です。
多汗症は体質だから仕方がないと考え、長年悩み続けている方も少なくありません。しかし現在では、保険診療で使用できる治療薬が増え、多くの方が症状の改善を期待できるようになりました。
御嶽山皮ふ科では、患者様一人ひとりのお悩みやライフスタイルに合わせて適切な治療をご提案しています。汗のお悩みは一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
多汗症とは
汗は体温調節に欠かせない働きをしています。しかし、暑さや運動とは関係なく大量の汗が出たり、日常生活に支障が出たりする状態を「多汗症」といいます。
日本では多汗症に悩む方は決して少なくなく、仕事や学校生活、人間関係など生活の質(QOL)に大きな影響を及ぼすことがあります。
多汗症には、原因となる病気がない原発性多汗症と、甲状腺疾患・糖尿病・感染症・薬剤などが原因となる続発性多汗症があります。当院では問診や診察を行い、必要に応じて他の病気が隠れていないかも確認したうえで診断・治療を進めます。
このような症状はありませんか?
- 手汗で紙やノートが濡れる
- パソコンやスマートフォンを操作しづらい
- 人と握手することが苦手
- 脇汗で洋服に汗ジミができる
- 制汗剤を使っても改善しない
- 足汗で靴の中が蒸れやすい
- 緊張すると大量の汗が出る
- 汗が気になって仕事や学校生活に支障がある
このような症状が続く場合は、多汗症の可能性があります。
多汗症が起こりやすい部位
腋窩多汗症(脇汗)
最も多いタイプで、洋服の汗ジミや臭いが気になる原因となります。
手掌多汗症(手汗)
学生ではテスト用紙が濡れる、社会人では書類やパソコン操作に支障をきたすことがあります。
足底多汗症(足汗)
靴の中が蒸れやすくなり、臭いや白癬(水虫)の原因になることがあります。
頭部・顔面多汗症
人前に出る仕事や接客業の方では大きなストレスとなることがあります。

多汗症治療
現在は保険診療で使用できる外用薬が充実しています。
エクロックゲル
脇汗に対するゲルタイプのお薬です。汗を出す神経の働きを抑え、1日1回の使用で汗の量を減らします。
ゲル状のため塗布しやすいことが特徴です。
ラピフォートワイプ
脇汗に対する1回使い切りのワイプ(シート)タイプです。塗り広げる必要がなく、外出前にも使用しやすい製剤です。
アポハイドローション
手掌多汗症に対するローションタイプのお薬です。日本で初めて保険適用となった手汗専用の外用薬で、手汗に悩む患者様の新しい治療選択肢となっています。
そのほかに自費治療のミラドライもございます。ミラドライに関してはこちら(武蔵小杉駅すぐのこすぎ皮ふ科での治療になります)
保険診療で使用する主な外用薬の比較
| 項目 | エクロックゲル | ラピフォートワイプ | アポハイドローション |
| 対象部位 | 脇 | 脇 | 手のひら |
| 剤形 | ゲル | シート | ローション |
| 保険適応 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 使用回数 | 1日1回 | 1日1回 | 1日1回 |
| 特徴 | 塗りやすい | 拭くだけで使いやすい | 手汗専用 |
治療中に起こりうる副作用
外用薬では、
- 塗布部位の赤み
- ヒリヒリ感
- かゆみ
- 皮膚の乾燥
などがみられることがあります。
また、薬剤の作用により口の渇きや目のかすみなどの抗コリン作用が現れることがあります。症状が強い場合は使用を中止し、ご相談ください。
多汗症は保険診療で治療できます
原発性腋窩多汗症、原発性手掌多汗症などは、診断基準を満たした場合に保険診療の対象となります。
当院では患者様の症状を丁寧に伺い、適切な治療をご提案します。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 多汗症は皮膚科で診てもらえますか?
Q2. 保険は使えますか?
Q3. 市販の制汗剤との違いは何ですか?
Q4. 子どもでも治療できますか?
Q5. 効果はどのくらいで出ますか?
Q6. 一生治療を続ける必要がありますか?
Q7. 副作用はありますか?
Q8. 初診当日に薬はもらえますか?
Q9. 足汗も治療できますか?
Q10. 汗が多いだけでも受診してよいですか?
多汗症は我慢せずご相談ください
汗の悩みは生活の質を大きく左右します。「体質だから」と諦めず、まずはお気軽にご相談ください。
御嶽山皮ふ科では、患者様一人ひとりの症状に合わせた治療をご提案し、快適な日常生活を送れるようサポートいたします。

